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フェリシー
エル・ファニング
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1998年アメリカ、ジョージア州生まれ。姉は女優ダコタ・ファニング。 2歳のとき、『I am Sam アイ・アム・サム』(01)でダコタの幼い頃を演じてスクリーンデビュー。その後、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(08)に出演し、天才子役として注目を集める。ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したソフィア・コッポラ監督作『SOMEWHERE』(10)で、放送映画批評家協会賞の若手俳優賞にノミネートされ、続くJ・J・エイブラムス監督作『SUPER 8/スーパーエイト』(11)では同賞に加え、MTVムービー・アワードでブレイクスルー演技賞にもノミネートされるなど、若手実力派として高く評価されている。その他にも『マレフィセント』(14)、『ネオン・デーモン』(16)、『20センチュリー・ウーマン』(16)など話題作に出演。最新作は、ソフィア・コッポラ監督と再びタッグを組んだ『THE BEGUILED(原題)』(17)。
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ヴィクター
デイン・デハーン
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1986年アメリカ、ペンシルヴェニア州生まれ。本作で初めて声優を務める。 2008年にブロードウェイで俳優デビューし、TVシリーズ「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」(08)、「トゥルーブラッド」(11)などに出演。初主演作『クロニクル』(12)が全米で大ヒットし、一躍注目を浴びる。同年は、さらにスティーヴン・スピルバーグ監督の『リンカーン』、『欲望のバージニア』『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』と話題作への出演が続く。その繊細な佇まいから、かつてのレオナルド・ディカプリオと比較されることが多い。『アメイジング・スパイダーマン2』では、主人公ピーターの親友で後に宿敵となるハリー・オズボーン役を演じ、活躍の場を広げる。最新作は、リュック・ベッソン監督の超大作『Valerian and the City of a Thousand of Planets(原題)』(17)。
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オデット
カーリー・レイ・ジェプセン
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1985年カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州生まれのシンガー・ソングライター。主題歌も務めた本作で、声優に初挑戦する。 2010年、デビュー・アルバム「Tug of War」がカナダのグラミー賞に値するジュノー賞にノミネートされる。その後、ジャスティン・ビーバーに見出され、彼のレーベルと契約。12年、シングル「コール・ミー・メイビー」が全米9週間連続1位を記録する大ヒットとなり、日本でも複数の配信サイトの年間ランキングで1位を獲得する。13年には、グラミー賞で最優秀楽曲賞を含む2部門でノミネート。その他、アメリカン・ミュージック・アワードにて最優秀新人賞を、ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック・イベントにて 新人賞を受賞。MTVヨーロッパ・ミュージック・アワードでは最優秀プッシュ賞と最優秀楽曲賞に輝くなど、数々の受賞歴を誇る。 日本でも、「コール・ミー・メイビー」が、山本美月、伊野尾慧主演作『ピーチガール』(17)の主題歌に採用されるなど注目度が高い。
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監督/脚本
エリック・サマー
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フランス、ブルターニュでコマーシャルやショートフィルムの監督としてキャリアをスタート。その後、19本のテレビ映画、150話ものテレビシリーズを監督する。2001年、カナダのモントリオールに移り、脚本として書いた「Angeline」がフランスでグラフィックノベルとして出版。06年12月、コミック・フェスティバルで最優秀コミックシリーズ賞を獲得。現在は、新たなアニメーション映画を製作中。
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監督
エリック・ワリン
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テレビシリーズのキャラクターデザインなどを担当し、『ベルヴィル・ランデブー』(03)でアシスタント・アニメーターとしてキャラクターデザインなどに携わる。2011年、初監督作『Alex and the Ghosts』がサンタバーバラ国際映画祭で最優秀ショートフィルムにノミネート。共同監督のサマーとはモントリオールで知り合い、本作品の製作に至る。
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脚本
キャロル・ノーブル
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2003年、脚本を手がけたテレビシリーズ「Girls in Love」で、BAFTAチルドレンズ・アワードにノミネート。アニメシリーズ「Charlie and Lola」(05-08)と、そのテレビ映画をはじめ、数多くのアニメシリーズに携わる。
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プロデューサー/脚本
ローラン・ゼトゥンヌ
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2010年、『ハート・ブレイカー』の原案に携わり、ダイアン・クルーガー主演作『バツイチは恋のはじまり』(12)で製作/脚本を務め、ニューポート・ビーチ映画祭にて最優秀脚本賞を受賞。本作で製作を務めるアダソフスキ、ゼヌーと一緒に、『最強のふたり』(11)、『サンバ』(14)を製作している。
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プロデューサー
ヤン・ゼヌー
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2011年、『ハート・ブレイカー』でBAFTA 最優秀外国語映画賞、ファースト・ムービー賞にノミネート。本作の製作二人と組んだ『最強のふたり』(11)では、フランスの観客動員数歴代3位を記録し、ゴールデン・グローブ賞およびBAFTAの最優秀外国語映画賞をはじめ、セザール賞など数々の賞にノミネートされた。
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プロデューサー
ニコラ・デュヴァル=アダソフスキ
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2011年、『ハート・ブレイカー』でBAFTA 最優秀外国語映画賞、ファースト・ムービー賞にノミネート。世界各国で大ヒットを記録した『最強のふたり』(11)をはじめ、『バツイチは恋のはじまり』(12)、『サンバ』(14)などを、本作の製作二人とともにプロデュースしている。
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アニメーション・ディレクター
テッド・タイ
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アニメーターおよびスーパーバイザーとして、『ライオン・キング』(94)、『ムーラン』(98)、『リロ&スティッチ』(02)など、ディズニーの名作に携わる。その後、ドリームワークスでアニメーターとして、『マダガスカル』(05)、『カンフー・パンダ』(08)、『カンフー・パンダ2』(11)、『長ぐつをはいたネコ』(11)、『ヒックとドラゴン2』(14・未)など、数々のヒット作と印象的なキャラクターを世に送り出してきた。
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振付
オレリー・デュポン
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1973年フランス、パリ生まれ。10歳でパリ・オペラ座付属バレエ学校に入学し、89年に入団する。91年にコリフェとなり、92年にスジェへ昇進。同年、ヴァルナ国際バレエコンクールのジュニア部門で金メダルを受賞。94年、カルポー賞を受賞。その後、96年にプルミエ・ダンスールに昇格。98年、「ドン・キホーテ」の舞台で、エトワールに任命される。古典とコンテンポラリーの両分野で活躍し、マニュエル・ルグリ率いる公演やバレエ・フェスティバルで、数多く来日もしている。2015年、オペラ座の定年である42歳を迎え、5月18日公演の「マノン」を最後の舞台として、惜しまれつつ現役ダンサーを引退。16年2月、パリ・オペラ座バレエ団芸術監督に就任した。 08年、本作品で共同振付を務めるベランガールとの間に、男児が誕生している。
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振付
ジェレミー・ベランガール
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1987年、パリ・オペラ座付属バレエ学校に入学。93年、18歳で入団する。94年にコリフェとなり、ヴァルナ国際バレエコンクールのジュニア部門で銅メダルを受賞。98年、カルポー賞を受賞。2001年、プルミエ・ダンスールに昇格する。そして2007年3月、「ドン・キホーテ」の舞台で、エトワールに任命された。振付にも早くから興味を持ち、94年に初めての作品「ランデヴー」を振付け、自身で主演している。 近年、映画への出演が相次ぎ、ギャスパー・ウリエル主演作『サンローラン』(14)、今年公開予定の『ポリーナ、私を踊る』(16)などがある。